契約

金銭賃借契約について

貸金業者は、融資の申し込みを受けた者に対して、一定の審査をした後、審査が基準を満たした上で融資に取り掛かる際、金銭賃借契約を締結するとともに、契約内容を記載した契約書を交付しなければなりません。

これは、契約が成就した後に契約内容について書面で明確にしておかないと、後で契約内容をめぐってトラブルが発生する可能性があるからで、それを防止するための方策です。

また、以前は契約書の存在はあったものの、それを借主に交付することはしませんでしたので、契約書の作成と同時に書面の交付を義務づけることによって、借主の保護を図ったのです。

但し、こういった契約書の発行義務は貸金業登録業者のみで、未登録業者(違法業者)はそういった証拠に残るような書面は一切発行しません。

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契約書の記載項目

契約書に記載しなければならない項目は、次のとおりです。

  • 貸金業者の商号、屋号、住所
  • 契約年月日
  • 貸付の利率
  • 貸付の金額
  • 返済方式
  • 返済期間と返済回数
  • 違約金に関する取り決めがある場合は、その内容

貸金業者が契約書の発行義務に違反した場合や、前述の記載しなければならない項目が記載されていない場合でも、刑事罰に処せられることとなります。